2014年5月16日金曜日

法悦と苦の意識 - ムビラ音楽・体験 -

I tried to listen deeply to what music says,
Without noticing what words you sing,
And I fell asleep while I was into the music,
I noticed black and red insects which glitter in lights like gold, coming into my nose and ears.

I find it must be core part of your music, richness of what those insects show, which wouldn’t stop buzzing.


 ガリカイさんのCDを聴きながら寝落ちしていたら、
 
 
 

  法悦と儀式の中にありながら、

 耳の中にも口の中にも
 火に燃えたような虫が入ってくる、這いずり回る、
 そういう夢を見た。
 法悦のなかの煩わしさか。
 これが多分、ムビラ音楽の本質、

 法悦と苦の意識、思惟、ノイズ
 即ち燃え盛る赤土色の虫、なのだ。
 苦を孕まない楽はない。
 音は楽でありつつ、苦なのだ。
 短調、長調、なんてぼくは知らない。
 だけれども、楽には苦、ノイズがある。

あなたの敵は俺じゃない、俺の敵はあなたじゃない、

 お互いのなかにあるものが、それが敵なんだ、と、
 佐渡山豊さんは喝破した。

 己にもあなたにも苦はある、それが音楽ではないか。

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